ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その百三十二回目
10.カトマンドゥ市内に点在する寺院と仏塔
第4回
アサン・チヨ-クのガネ-シュ祠堂とナラヤン祠堂
前回、写真で見たアサン・チヨ-クのアンナプルナ寺院の真向かいにガネ-シュ祠堂、とナラヤン祠堂がある。
ナラヤン祠堂
小仏塔なのか、屋根の上にネワ-ル寺院建築様式のガジュ-ルが付いているので寺院か。
ガジュ-ル
屋根の真上にある先の尖った金属製。天から神様が降り立つ目印になる。金色のベル形や壺形・相輪・宝珠などの形が組み合わさっている。祀っている本尊のヴィシュヌ神の武器である三叉戟(さんさげき)が立っているものもある。
インドの聖典ヴェ-ダの中では、普通の神。現在ではヒンドゥ-教のブラフマ-神やシヴァ神と三大神の一人。天・空・地を三歩で歩く宇宙の神。10の化身に化ける。
メ-ル山で夫人のラクシュミ-神と住む。
ガネ-シュ祠堂
アンナプルナ寺院の広場の真向かいのガネ-シュ寺院。屋根が2層でガネ-シャ-神を祀る。
ガネ-シャ-神
富の神で、商売をしている人に人気の、像の顔を持つこの神。以前は普通の顔をの神だった。
シヴァ神とパ-ルヴァティ-神の子供。
どうしてゾウの顔になったか。
母親のパ-ルヴァティ-神が入浴中。浴室の外で「誰も近づけないで」と母親から云われ、外出から父親のシヴァ神が帰ってきて、父親にここから浴室へ入らない様に、と。これに怒った父親、息子の首を刎ねて、遠くに捨ててしまう。奥さんのパ-ルヴァティ-神が浴室から出てきたときに、息子の顔がないと困るので、父親は息子の首を探すが、最初に目についたのが像さん。それで、ゾウの首を切って息子の首に着けてしまった、とさ。
ガネ-シュ祠堂
ナラヤン祠堂
ガネ-シャ-神
シヴァ神とパ-ルヴァティ-神
ヒンドゥ-教のマ-ク
上のマ-クは、インドのサンスクリット文字やネパ-ルのデガナガリ文字。日本語で「オ-ム」と読む
下のマ-クは逆卍
アサン・チョ-ク
自動車やバイク・リキシャなどの通るとおりだが、まわりを商店が囲み、商店前には露天商