koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの宮廷と寺院・仏塔 第132回  カトマンドゥ市内の寺院と仏塔

ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その百三十二回目 

10.カトマンドゥ市内に点在する寺院と仏塔

第4回

アサン・チヨ-クのガネ-シュ祠堂とナラヤン祠堂

 

 前回、写真で見たアサン・チヨ-クのアンナプルナ寺院の真向かいにガネ-シュ祠堂、とナラヤン祠堂がある。

ナラヤン祠堂

 小仏塔なのか、屋根の上にネワ-ル寺院建築様式のガジュ-ルが付いているので寺院か。

 ナラヤンはヴィシュヌ神のことで、ヴィシュヌ神を祀っている。

ガジュ-ル

 屋根の真上にある先の尖った金属製。天から神様が降り立つ目印になる。金色のベル形や壺形・相輪・宝珠などの形が組み合わさっている。祀っている本尊のヴィシュヌ神の武器である三叉戟(さんさげき)が立っているものもある。

ヴィシュヌ神

 インドの聖典ヴェ-ダの中では、普通の神。現在ではヒンドゥ-教のブラフマ-神やシヴァ神と三大神の一人。天・空・地を三歩で歩く宇宙の神。10の化身に化ける。

 メ-ル山で夫人のラクシュミ-神と住む。

 

ガネ-シュ祠堂

 アンナプルナ寺院の広場の真向かいのガネ-シュ寺院。屋根が2層でガネ-シャ-神を祀る。

ガネ-シャ-神

 富の神で、商売をしている人に人気の、像の顔を持つこの神。以前は普通の顔をの神だった。

 シヴァ神とパ-ルヴァティ-神の子供。

どうしてゾウの顔になったか。

 母親のパ-ルヴァティ-神が入浴中。浴室の外で「誰も近づけないで」と母親から云われ、外出から父親のシヴァ神が帰ってきて、父親にここから浴室へ入らない様に、と。これに怒った父親、息子の首を刎ねて、遠くに捨ててしまう。奥さんのパ-ルヴァティ-神が浴室から出てきたときに、息子の顔がないと困るので、父親は息子の首を探すが、最初に目についたのが像さん。それで、ゾウの首を切って息子の首に着けてしまった、とさ。

 

ガネ-シュ祠堂

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ナラヤン祠堂

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ヴィシュヌ神

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ガネ-シャ-神

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シヴァ神とパ-ルヴァティ-神

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ヒンドゥ-教のマ-ク

上のマ-クは、インドのサンスクリット文字やネパ-ルのデガナガリ文字。日本語で「オ-ム」と読む

下のマ-クは逆卍

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アサン・チョ-ク

自動車やバイク・リキシャなどの通るとおりだが、まわりを商店が囲み、商店前には露天商

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