ネパ-ル生活2018年、楽しいネパ-ル暮らし
その62回目 ネパ-ルの歩道はレンガ道路、その上に普通の道路
ここカトマンドゥ盆地は、16世紀ごろからのネワ-ル文化が花開き、栄華な文化が続いていた。1950年にはネパ-ルには数台の自動車があるだけ。勿論、自動車道路は無かった。歩道はレンガを敷き詰めていた。
1950年以降にネパ-ルへ調査などの仕事で滞在した、多くの外国人は、復興政策の陰で消えるネパ-ル文化を嘆いていた。
今でも各地にレンガ道路がある。わたしは、カトマンドゥの排気ガスで溢れる大通りを避けて、レンガ道路の小道を歩くようにしている。何十年、何百年と人の歩く足底ですり減ったレンガ。
そのレンガ道路が、普通の道路になろうとしてる。
至極く残念。
敷き詰められたレンガの上に、コンクリ-ト造りの敷石が
バクタプ-ル市の旧王宮広場
レンガが敷き詰められている
カトマンドゥ市やパタン市よりも歴史が古いバクタプ-ル市内
道路は全てレンガ道路
カトマンドゥ市内も、こうだったのだろう
水田の中に立つ、レンガ工場の煙突