ネパ-ル生活2018年、楽しいネパ-ル暮らし
その58回目 ネパ-ルのお祭りティハ-ル祭の二日目
本日11月6日は、ククル・ティハ-ルの日。
ネパ-ル語のククルは犬のこと。ククルは、カラスと同じ地獄の閻魔大王の使者。
ネパ-ル人のヒンドゥ-教徒は、その教義に輪廻転生がある。死後、地獄に落ちたら危うい。この世に生あるうちから、何とかしなければ、と考えたり、行動するのが人。
ククルが閻魔大王の使者なのだから、自分を迎えに来るかもしれない。お迎えはご遠慮願いたい。
この日は、犬を猫かわいがりする日。犬の額に赤いティカをし、マリ-ゴ-ルドの花を編んで首にかけてもらう。そして、お腹いっぱい食べ物を与える。
ただし、この日だけ。この日だけ、で、お迎えは来ない。
マリ-ゴ-ルドの花は、ネパ-ル人にとってお祭りに欠かせない花
ネパ-ル人は、マリ-ゴ-ルドを自分の庭に栽培したり、鉢植えを育てている。祭りの日、早速花を摘み、針と糸で輪を作り、家の門や車・バイク、さまざまに家内安全・健康願望など、願いを祈りマリ-ゴ-ルドの花を飾る。
街には、この日とばかりに、言い値で購入するマリ-ゴ-ルドの花を売る、道端バザ-ルが開店する。歩道にマリ-ゴ-ルドの店が並び、歩きにくいこと。
地獄の閻魔大王の使者、ククルは、今日一日極楽
マリ-ゴ-ルドの花,ばら売り
雑貨売りの、今日はマリ-ゴ-ルドが主役
マリ-ゴ-ルドの首輪づくり