ネパ-ル生活2018年、楽しいネパ-ル暮らし
その49回目 ネパ-ルの香辛料
わたしの住まいは、カトマンドゥの中心街のメイピ-町。
毎日のように外出する。お昼ご飯の時もあるし、夕食のときも。ミルクやバナナ、そしてヨ-グルトなどは必需食なので、残り少なくなると、いつもの店まで買い出し。
ミルクはミネラルウオ-タ-と同じ、一番近くのストア-。サウニとは顔見知りになり、前を通るとニコッと笑いかけてくれる様に。
バナナは10分程歩くと、果物屋さんが3軒あって、品定めしてキズのない太く大きなバナナを買う。一本10RSルピ-。
ネパ-ルのバナナは、キズだらけ。たぶんだが、バナナ生産者の取り扱いは普通で、フイリピンやタイなどのバナナ生産地のとは大分違う。ゆうするに、品質にこだわりを持たない生産だと思う。生産者が消費者までの流通も同様。なんのこだわりもない。ここでも要するに、傷がつこうが潰れようが、一本幾らの値段は変わらない。
ヨ-グルトの購入は、15分ほど歩いてDDCの販売所。DDCは、旧王宮の斜め向かいにある乳製品工場と販売所が一緒のストア-。メイピ-町の隣町ラインチョ-ク町に煙突がみえるので、すぐ判る。
バナナの生産と販売
ネパ-ルのバナナは小さいし、キズだらけで売られている。このバナナの傷、キズの在る場所の中実もどす黒くなっていて、食べる気がしない。
よくテレビでフイリピンバナナなどの生産畑が放映され、見ていると、実が着くと直ぐに花部分を手で削り落とし、プラスチックの袋で全体を覆う。少し実が大きくなると、たわわに実った上下の房の間に、クッションの紙か何かを入れてぶつからない様に保護する。
もちろん、畑は土が命。堆肥は、バナナや他の植物の葉を、6ケ月以上発酵させて土状にして追肥する。
収穫したバナナも洗浄して、乾かし日本で販売する本数に切断して、ダンボ-ル箱にパッキング。
多分だが、ネパ-ルのバナナの生産は、これらのほとんどが省略されているのだと思われる。
今回は、最初から標題の「ネパ-ルの香辛料」とは、違う横道を歩き出した。支離滅裂とは、こういうこと。
わたしの住まいから少し歩き出すと、家の前に唐辛子が干してあった。赤と緑の長ひょくない、コロッと小さなチリ。
ネパ-ルのスパイスは多彩だ。街のバザ-ルには、袋づめなど無く、山盛りで目方販売されている。
わたしの家ではチリは料理に使用しないが、ブラックペパ-やカルダモン、そしてクロ-ブやシナモン・ジンジヤ-などは毎日使っている。毎朝のチャイ(ミルクティ-)には欠かせない。
サウニ=女性の親方・店主・社長
チリ=唐辛子
家の前で乾燥させるチリ
さすが、カラスや雀は突っつかない
スパイスなどの販売
ネパ-ルの果物屋
バナナ問屋からストア-までの輸送
路ばたに置かれたバナナの房