ネパ-ル生活2018年、楽しいネパ-ル暮らし
その21回目 ネパ-ルのダサイン大祭 三回目 愛車にティカの日
前回は、ネパ-ルのダサイン大祭に欠かせないバンブ-スイング(ブランコ)の写真を見た。
今回は、いよいよダサインの核心に入る。明日はティカの日。そして今日は、愛車やバイクに安全祈願のティカをする日。
今日朝、大家さんの息子さんが、わたしの部屋の前に来て、コヤマ・トゥデェイ・カ-ティカ、と云う。
わたしが出て見ると、スマ-トフォンの英語日本語翻訳で、「車のティカ見る」と表示。
今日一日は、自分や会社で使用している車やバイクに、一年の安全を祈願したティカをする日。
ネパ-ルのお祭りには生け贄(犠牲)の血がつきもの
前にも見たカ-・ティカには、鶏の血を車輪にかけていた。今回は、鶏の卵で勘弁してもらったようだ。
小さな器に米や小魚・豆など入れ。聖水れには水道水。赤い布と灯明、等々を用意する。
まず、赤いティカ用のパウダ-を聖水で溶いて、車のボディ-に逆卍の字と、その上部にオゥムと同じ印。たぶん「オゥム」と呼ぶのだろう。ヒンドゥ-教の印字は「オゥム」。
小麦粉を溶いで作ったダンゴとケラ(バナナ)を乗せて、そこに卵を割り、生卵の身を少し振りかける。米や小魚・豆など入れた小さな器を置いて、灯明を灯した。
次にバイクにも同様のティカの儀式。
車の出入りする門の脇に、米や小魚・豆など入れた小さな器を置き、ここにも灯明を灯す。
これにて、愛車のティカは終了。
ビンに入っているのはロキシ-(蒸留酒) 車に振り掛ける どこの国も同じ