koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの交通 第7回 ネパ-ルの道路の減速や停止の凸段差

ネパ-ルの交通第7回ネパ-ル国内路線の飛行機は次に回して

番外編 道路の減速や停止の凸段差

 

 ネパ-ル滞在日記をアップしてきた。その間にネパ-ルの交通の写真もアップ。

 ネパ-ルの交通は、6回までで、7回目にネパ-ル国内路線のフライトの写真をアップ予定。だが、ここで番外編。

ネパ-ルの交通 第7回 番外編で道路の通行止め

 ネパ-ルの道路には、信号がない。

 わたしは1981年からネパ-ルに通っている。昔はカトマンドゥの主要交差点には信号があった。現在よりもバイクや自動車の数が少なったのに。

 カトマンドゥ市内の幹線道路はここ5年くらいで、倍の拡張道路工事が進んで、片道二車線道路が各所に作られた。昔は首都カトマンドゥなのに、片道一車線の道路がほとんど。昔作った市街地を一周するリングロ-ドだけは、道路巾が100mもあるのに。

 道路拡張のプロセスは、まず狭い道路を一定の幅に広げる測量。ここが面白い。いっ直線の道路はほとんどないので、にょろにょろと廻りくねる、家並みが凸の部分を削って直線に近づける。家や塀に、あなたのところは2.50m削る、と赤字で掲示する。

勿論、ネパ-ルには公共施設建設時の土地収用法なるものが有るはず。しかし、交渉はなし。強制力は100%。

 こうして、道路拡張工事が完成する。

 治外法権の外国大使館で、フランスだけはカトマンドゥ道路整備計画に協力しなかった。強制執行できずに、人の通る歩道が、ここフランス大使館前だけ造られずにない。

道路の通行減速の路面に凸段差

 拡張された広い道路も、昔からの往復自動車がやっと行き来する道路も、歩道がほとんどない。勿論人が道を横断する横断歩道はない。

 歩行者は、いつでも何処でも自動車道路を渡っても良いのがネパ-ル。人々は自動車やバイクに撥ねられないように、迫りくる自動車に手で合図をしながら、一定の速度で渡る。この暗黙の横断歩道渡り術の通りに渡らないで、急に走ったり、止まったりすると、その人の命の保証はない。轢かれたり撥ねられたりする。

 住宅地の狭い道路には、必ず一定の距離で、強制的に減速させるアスファルトの凸がある。自動車もバイクも時速10kmくらいまで減速させないで、そのまま通過すると飛び跳ねて壊れ故障は免れない。

 急な坂道には必ず、道路標識の「STOP」と共にある。

 驚くのは、この道路凸が国道の直線道路にもあること。カトマンドゥからポカラや西部方面行の幹線道路にもある。カトマンドゥ市内から出るところでは、自動車をチエックするチエックポイントがあり、警察官が自動車を止める。その場所に道路凸がある。カトマンドゥから200kmのポカラ市内に入る場所でも、警察官が一台づつ止めてチエックする場所にもある。

 ネパ-ル人なら、道路に減速や一時停止の凸があるのは常識。わたしは、大家さんの自家用車をカトマンドゥ市内で運転する。日本には一か所もない、この減速や一時停止の凸には困った。減速しないで通過すると、とんでもないこととなる。

 

歩道のない道路では、自動車やバイクのスピ-ト規制する、アスファルトの凸段差

 

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減速しないととんでもないことに

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下り坂の凸手前には減速の「STOP」標識

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片道二車線に道路拡張されたラジンパット通り シャングリラホテル前

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歩道も整備

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ラジンパット通  フランス大使館前には歩道がない

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フランス大使館のレンガ塀のところから歩道が途切れる

人は車道を歩く

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わたしの国際運転免許証 ネパ-ルは国際協定締結国に未加盟

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入っていない