ネパ-ルの雨期明けはいつ
ネパ-ルの雨期明けは、いつもの例年なら9月20日前後。
ここ数年の雨期明けは、少し遅れているように感ずる。
ネパ-ルでは気象庁のことなど、を聞いたことがない。ふつう日本なら天気予報時に、気象庁発表、などと云う。
わたしはネパ-ル生活を始めて11年目。ここネパ-ルで気象関係の公機関のことは知らない。
ネパ-ルでの雨期明けは、インドの気象庁発表を待って「明けた」と発表するらしい。
昨日、ネパ-ルに住む日本人の友人と、今年のネパ-ルの天気の様子を話していたら、5月の雨期に入る時が例年よりも早かった、と話していた。
ここ3日間、毎日雨。モンス-ン独特の豪雨だ。雷が間断なく炸裂。小さな傘では役立たない。4日前は朝晴天で、雨期明けかと思ったが、残念まだまだの様だ。
雨季のヒマラヤの山々は、吸血鬼の山蛭だらけ
一緒に来た友人が、ランタンヒマ-ルへトレッキングの予定。
雨期が明けてヒマラヤの山々・峰々が一望できることを祈るばかり。
雨季最中なら4千m以下の標高での、林や草原には、山蛭が待ち構えていて、子孫を残す動物性蛋白質を得ようと、ヒルは自分の生死をかけて挑んでくる。アア恐ろしい。マッチ棒ほどの小さな体が、ァっという間に小指程に血を吸う。吸血動物だ。
チャンドラギリのシバ神テンプル寺院
雨季の雨の中、カトマンドゥ中心街から約10km南西の丘、チャンドラギリ山Chandragiriへ出かけた。
頂上には古いヒンドゥ-教寺院と、なぜだか分からない、プリトウビ・ナラヤン・シャハ王像がある。
最近2016年になって、ヒマラヤのビユ-ポイントにもなっているこの山に、ロ-プウエ-ができた。
ネパ-ルではケ-ブルカ-と云い、標高差1、000mで距離2,500mを10分で一気に駆け上がる。標高が2,250m。
雨季なので小雨の中、矢張り何にも見えない。ガッカリ。
ケ-ブルカ-の料金は、なんとなんと高い、往復2,510RSルピ-。1rs=1円。勿論、多くのネパ-ル人が乗り込んでいたが、ネパ-ル人の料金は普通の値段。 バス代や飛行機代金も同様に、外国人はネパ-ル人の数倍の料金になっている。
ネパ-ルの公務員の初任給が24,000RSなので、比較してみて。
タンコットにあるケ-ブルカ-駅
雨の中、行き交うケ-ブルカ-
ロ-プウエ-からタンコットThankotの町
2,550m丘の頂上にシヴァ神寺院
第10代ゴルカ国王のプリトウビ・ナラヤン・シャハ王像は新しく建造してある
1769年、バクタプル国とカトマンドゥ国・パタン国の三国を攻め、ネパ-ルを統一
1723年生~75
ネパ-ル国王 在位1769年~75