koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ル情報 「ネパ-ルの朝の喧騒とネパ-ルの教育事情」

ネパ-ルの朝は、お経とコケコッコ-で起こされる

 今日、朝6時50分、既に6時頃からヒンドゥ-教のお経の音が遠くから聞こえてくる。ネパ-ルはまだモンス-ン季で暑く、網戸のある窓は一晩開けっ放し。外の音や声がカトマンドゥの朝の喧騒。

 ニワトリの朝声、そしてその内にアチコチの家から、圧力釜の圧力を抜くシュ-シュ-の音。ネパ-ルの首都カトマンドゥの標高は1350m。気圧が低く、煮炊きは圧力釜がかかせない。

ネパ-ルの教育事情

 わたしの借りている家は3階建。二階にバストイレ付き寝室が4部屋で、その2部屋を借りている。

 狭い小路を挟んだ向いの家から、7時丁度に学校に行く男の子。スク-ルバスに乗るのだろう。ネパ-ルの比較的裕福な家の子供達は、私立の学校に通う。公立学校の英語教育が今一つで、就職には英語が欠かせないから。10年制の小中学校の前に、3歳からイングリッシュ幼稚園で学んでいる。私のサ-バント大家さんの二女は、4歳から通い始めた。5歳に進級時、ダメだったのか留年で4歳児と一緒に一年間。。昨日、わたしの携帯電話を買いに大家さんに付き合ってもらい、その子は今9年制で、次年度は大学生。優秀な成績で飛び級が決まっているとのこと。10年目が免除。普通は10年目に全国一斉テストの結果で、次の大学の行先が決まる。

10年を卒業すると公務員試験の受験資格も取れる。

 10年を卒業して、次の2年制もあって、日本の12年をクリア-して、大学受験資格を得るコ-スもあるらしい。

ネパ-ルの10年卒業では、日本の大学留学はできない。12年間の在籍が必要。

 それにしも、サ-バントの二女サァバァタちゃんは、5歳にして挫折。人間、挫折経験は早いほど良いの見本みたい。飛び級する位の優秀人生が待っていることを願うばかりだ。

 朝、向いの家から狭い小路に車が出てきた。小路に止めた車を運転手がぼろ雑巾で磨いている。この運転手は雇い人。

小さな会社の社長でも運転者を雇う

 わたしの大家さんも、運転手を雇用していた。数年たって、毎日朝の通勤時に運転手が来ない。大家さんはバイクで通勤。エ-ジェント業とポカラのホテルのお客確保の社長さん。

 「運転手はどうしたの」と聞くと、会社の往復だけの運転手なので、節約のためにクビにした。

 わたしは、次の日からペ-パ-ドラバ-の彼の専属運転教習の先生になった。毎日続けて10間、午前一時間と午後一時間の二時間、みっちりカトマンドゥの道を路上運転講習。

 ネパ-ル人の運転はすぐに上手になる。なにせ国道や市道は車道が広いが、小路を入ると小型車一台がやっとの狭さ。上達はメキメキ。

 T字路の脇から直線に入る時は、日本では一旦停止。ここネパ-ルでは勢いを増して左右に回る。私の足は助手席のブレ-キの無い空中で、ブレ-キ動作をしている。オッカナイ。

 ネパ-ルはヒンドゥ-教社会で、高位カ-ストの自家用車に対して,下位カ-ストのタクシ-運転手は、どうするか。どんな道でも、上位カ-ストが優先。これは、わたしが勝手に考えたことだけど。

 こんなんで、今では大家さんと友人の付き合い。奥さんのサグンさんは、もう家族、だと。

 

わたしの借家の向の家のお抱え運転手さん

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ネパ-ル生活  今日の朝食

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フジベ-カリ-のあんぱん 以前は普通の豆だったが、今は小豆あん

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