ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その九十三回目
パタンの王宮と寺院や仏塔 その二十一回目
パタン旧王宮広場 第15回目
地震後のパタン旧王宮広場 その二回目
地震で石柱から転げ落ちたシッディ・ナラシン・マッラ王像
パタン市の中心にあるパタン旧王宮広場の写真15回目。
前回からパタン王宮広場の、2015年4月25日ネパ-ル大地震で倒壊した様子の写真を見ている。
前回は、パタン王宮に隣接したデグタレ寺院と、ハリ・シャンカ-ル寺院の倒壊の様子と修理再建を見た。
今回は石柱の上に座っていたシッディ・ナラシン・マッラ王像の、地震倒壊後の修理中の様子を写真で見てみる。
2016年10月には、地震でも倒れなかった部分の、石柱の一番下から補修中だった。ようやく王様が座る石の台座を設置した段階だった。
現在の様子をインタ-ネットなどで視てみると、シッディ・ナラシン・マッラ王が金ピカになり、全く新しく建造されて設置されたようになっている。王像は、台座と王の後ろに居る二人の添え人(王の子供か)を合わせると、何トンもの重さになる。この石彫刻物が、地震でもんどり撃って転げ落ちたのだから、真っ二つに割れるか、大きく欠けたに違いない。
石彫刻の王像を、一部修繕したのか又は新たに作り直したのか、どちらだろうか。
地震前
シッディ・ナラシン・マッラ王像
王宮に向けて座り手を合わせ、国王を象徴する冠を被る。王様の後ろにはヘビのコブラ、コブラの上に鳥
地震後
シッディ・ナラシン・マッラ王像の再建修復中の看板
石柱下部のみ残って倒壊
地震後
シッディ・ ナラシン・マッラ王像の座る台座まで改修が進む
シッディ・ナラシン・マッラ王像の右隣ジャガナラヤン寺院とクリシュナ寺院も改修中