ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その五十六回目
寺院と仏塔 その三十九回目 カトマンドゥ旧王宮広場の寺院と仏塔 その三十八回目
31.ビンセン・タワ-Bhimsen Tower
前回は、マンディル・マヘンドラシュワ-ル寺院Mandir Mahendreshwarの写真を見た。
今回は、カトマンドゥ王宮広場の番外編。広場から少し離れた場所の、ビムセンタワ-の写真を見てみる。
カトマンドゥ・ダルバ-ルスクエア-(カトマンドゥ旧王宮広場)から少し歩くと、高さ61mのタ-ラハラと呼ばれるタワ-が聳えている。
1832年当時の首相ビムセン・タパによって建造。1934年の大地震で上部が折れた。その後、砂糖をアメ状に混ぜて再建。
2004年から公開されていたが、2015年4月25日のネパ-ル大地震で根元から全壊。
ビムセンタワ- Bhimsen Towerは、ネパ-ル語でダ-ラハラ Dharhara。
世界文化遺産カトマンドゥ盆地のハヌマン・ドカ旧王宮広場を見下ろす様にそびえる。
213段のらせん階段で上部の途中まで登れる。
1934年の地震で上部が折れ、その後再建された。レンガと石灰で作られ、なんと接合剤に砂糖(キャラメル)が使われていると云われている。
ネパ-ル大地震でタワ-は倒壊
2015年4月25日 ネパ-ル大地震で全壊。正午の少し前の時間に地震が発生。犠牲になった、上っていたほとんどがネパ-ル人だったと思われる。
ネパ-ル人はお昼の時間に食事をする習慣がない。わたし達日本人や欧米人は一日三食で、12時過ぎが昼食の時間。午前11時56分は、タワ-に登っていたとしても、お昼ご飯のためにレストランに向かっている時間帯。
31.ビンセン・タワ-Bhimsen Tower
1950年に130年間の鎖国を解いた 1950年代のビムセンタワ-
地震前
213段のらせん階段を登った上部の展望台
展望台より下の街を俯瞰
バザ-ルとビンセンタワ-
2015年4月25日午前11時56分 ネパ-ル大地震で倒壊
お昼ころだったので、多くの人々が展望台に上り、周りにも多くの人が楽しんでいただろう
タワ-の根元部分 びっしりとレンガが積み上がっている