koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの宮廷と寺院・仏塔 第32回

ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その三十二回目

寺院と仏塔 その十五回目  カトマンドゥ旧王宮広場の寺院と仏塔 その十四回目

8.トライロキャ・モハン・ナラヤン寺院 Trailokya Mahan Narayan Temple

 

前回は、地震後のハヌマン・ドカ(猿神と王宮門)の写真を見た。

今回は、トライロキャ・モハン・ナラヤン寺院の写真を見てみる。

 トライロキャ・モハン・ナラヤン寺院へは、ニユ-ロ-ド側から入場する。と、カトマンドゥ旧王宮広場正面入り口から入り、旧王宮とその前の広場のバサンタブル広場を通過し、クマリの館の真ん前にある建物。

トライロキャ・モハン・ナラヤン寺院の建設は、5段の基壇に三重塔の寺院。

 17世紀末1680年か1690年に、パ-ルティベントラ・マッラ王が建造。ヴィシュヌ神を祀っている。寺院の西側にヴィシュヌ神の乗り物のガル-ダ像が両手を合わせて、「ナマステ」の姿勢で座っている。

 ガル-ダはインドの神話に出てくる神鳥。クマリの館の写真で紹介したが、9月に行われるインドラ・ジャトラ祭で、寺院前においてヴィシュヌの十化身を題材にした演舞が行われている。

 ここでは、建設年を1680年か1690年と書いた。すこし調べてみたが、資料によっては両年とも正しいのか。

 ここに入場する際に貰えるパンフレットには、1690年と書いてある。ネパ-ル政府発行の資料の方が正しいのだろう。

三寺院が並立している

 トライロキャ・モハン・ナラヤン寺院の並びには、向かって右にシヴァ寺院、その右にナラヤン寺院と、三寺院が平行に並んでいる。

2015年4月25日午前11時56分に発生したネパ-ル大地震で倒壊

 普段からも5段の基壇には、多くの市民や外久国人が座って時間のたつのも忘れて過ごしている。お祭り時には演奏会などあり、鈴なりの観客でうずまる。

2015年4月25日午前11時56分に発生したネパ-ル大地震で倒壊ね全壊した。

寺院には多くのネパ-ル人と、海外からの観光客が居たであろう。多くの死傷者が出た。

 ネパ-ルの歴史的な建造物は、レンガ造りの建物が多い。柱は木造で壁がレンガ、地震の大きな揺れで一瞬のうちに倒壊した。

倒壊した写真は次回に観てみる。

 

8.トライロキャ・モハン・ナラヤン寺院 Trailokya Mahan Narayan Temple

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カトマンドゥ旧王宮広場 概念図

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バサンタブル広場の奥にナラヤン寺院

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シヴァ寺院から見下ろす

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左にクマリの館

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お祭り前日にはお祭り用物売り

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手前にナラヤン寺院 右奥にシヴァ寺院

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ネパ-ルのお祭りには演奏会

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普段は若い男女のデ-トの場

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左の一階がお土産のタンカを売るバグワティ寺院方面から見る

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