ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その二十二回目
寺院と仏塔 その五回目 カトマンドゥ旧王宮広場の寺院と仏塔 その四回目
前回からカトマンドゥ旧王宮広場内の寺院と仏塔を、個別に写真を見ている。
前回はカスタマンダプ寺院 Kasthamandap の写真を見た。
今回は、2.ラクシミ・ナラヤン寺院 Laxmi Narayan Temple の写真を見てみる。
その前に、ここカトマンドゥ旧王宮広場は、国際連合のユネスコ(国際教育科学文化機関)の世界分遺産に登録されている。
このカトマンドゥ旧王宮広場世界文化遺産登録は、1979年カトマンドゥ渓谷(盆地)として七か所を登録。①~⑦は全てカトマンドウ盆地内にあり、盆地内にまとまってこれだけ沢山の世界文化遺産があるのは世界でもネパールだけ。
カトマンドゥ盆地はネパ-ルのほぼ中央に位置し、標高は1350m、東西約25km、南北約19km。
現在のネパ-ル全土が確定していなかった時代には、現在のカトマンドゥがネパ-ルと呼ばれていた時代がある。
かっては栄光の都(Kantipur)と呼ばれていた。
世界遺産登録後、カトマンドゥは急激な都市化と維持管理体制の不備などから、一時期(2003年~2007年)この世界文化遺産は危機遺産の指定を受けていた。
また、震災などで壊れた世界遺産の建造物は、登録が取り消されていたが、1996年に修復建造物のガイドライン変更され、登録を取り消すことなく、世界文化遺産として登録継続されている。
①パシュパティナート寺院
③パタン旧王宮広場
④バクタプール旧王宮広場
⑤スワヤンブナート寺院
⑥ボダナート寺院
⑦チャングナラヤン寺院
2.ラクシミ・ナラヤン寺院 Laxmi Narayan Temple
ラクシミ・ナラヤン寺院は、前回のカスタマンダプ寺院とシヴァ寺院・ナラヤン寺院などに囲まれて建っている。
ここ旧王宮広場内には、観光客相手のおみやげ屋や、地元の人達が買い物に訪れる店を構えた寺院がある。このラクシミ・ナラヤン寺院は、乾物や野菜などが日常的に販売されている店舗になっている。お祭りには、祭りに使用する花々も販売していた。
奥にカスタマンダプ寺院 手前がラクシミ・ナラヤン寺院
祭りには寺院の周りもバザ-ルに
ラクシミ・ナラヤン寺院の前にはナラヤン寺院に向かってガル-ダ像がある