ネパ-ルの王宮と寺院や仏塔 その二十一回目
寺院と仏塔 その四回目 カトマンドゥ旧王宮広場の寺院と仏塔 その三回目
前回と前々回の二回で、「ネパ-ルの寺院や仏塔」の最初のカトマンドゥ旧王宮広場内の、寺院と仏塔の写真を見た。
今回からは、カトマンドゥ旧王宮広場内の寺院と仏塔などを個別に、それぞれの写真を見てみる。
参考資料
在ネパ-ル日本大使館ホ-ムペ-ジ
ネパ-ル トニ-・ハ-ゲン
ネパ-ル 地球の歩き方
カトマンドゥ・デイ・ドリ-ム 佐々木幹郎
ネパ-ル紀行 三瓶清朝
ネパ-ル アジア読本
1.カスタマンダプ寺院 Kasthamandap
カトマンドゥ旧王宮広場の中の建物では、12世紀の建造で最古の建築物。
広場内で王宮の建物以外では一番大きい。
カスタマンダプのマンダプが「木造」の意味で「木の家」とも呼ばれ、一本の沙羅の木の木材で建築されたと云われている。
カトマンドゥの名前の由来になっていて、ごく最近まで地方からカトマンドゥを目指した巡礼宿となっていた。
マンダプが「木造」の意味で、日本の東屋。マンダブは「公共休憩場」の意味。カトマンドゥ市内の広場に集まる人々や、地方からの巡礼者が、休憩や宿泊に使用していた。
ヒンドゥ-教は自己鍛錬の宗教で、仏教の集団で行動するのとは異なる。それで、一人ひとりのヒンドゥ-教修行僧の休息場だった。
2015年4月25日正午直前のネパ-ル大地震
2015年4月25日正午直前のネパ-ル大地震で全壊した。わたしは何回もこの建物に入って見たが、広々した内部で、多くの人が休憩していた。地震で約200名が命を落としている。(ネパ-ル大地震の死者は9千人を超える)
震災のこの日は、建物の前で集団の献血が行われていたらしい。
王宮広場の北西側角に建つカスタマンダブ寺院
ネパ-ル大地震で全壊。2016年10月 片づけられ整地されていた