ネパ-ルの王宮と寺院(仏塔) 第十一回目
王宮の十一回目 ゴルカ旧王宮 三回目
今回でゴルカ旧王宮の三回目。ゴルカ旧王宮はゴルカ町の丘の上に建っている。ゴルカ町から見上げると丘の上の王宮が見てとれる。この王宮を上の王宮と呼ばれている。ですので、下の王宮もある。
上の王宮はネパ-ル軍が管理しているのか、兵隊さんが常駐し、下の王宮は、現在博物館となっていた。
丘の上の王宮の水の確保
ゴルカの上の王宮は、丘の上に建っているので、水の便が大変な不便状態だったと思われる。ゴルカの町を歩いていると、所々に水道の蛇口があり、町民が大きなポリタンクや大型のツボを抱えて、水汲みに来ていた。カトマンドゥやポカラなどの大きな町は、各家庭まで水道管が来てるが、ここゴルカは水道施設がいくつかの場所だけ。大昔の王宮は、どの様にして生活水を確保していたのだろうか。
ネパ-ルは亜熱帯気候で、モンス-ン気候の国。毎年6月から9月までの雨季には、毎日雨が降って水を確保できる。10月から翌年の5月までの乾季は、毎日晴天が続く。牛や羊の食糧になっている草地の草も枯れるくらいだ。王宮で使用する水は、毎日下の水場から人の手で水を担ぎあげていたのだろう。
上の王宮と下の王宮案内
丘の上の旧王宮 国王像から眺める
上の王宮への階段道の入口
上の王宮から下の王宮へ下る階段道 通学する女性徒
上から下の王宮を眺める
ゴルカ・ラジェンドラ五代王建築のタッロ・ダルバ-ル(下の王宮)
上の王宮へ水を上げる私服のネパ-ル兵
街では水運び
町の数少ない水道から、ドッコ(竹籠)にポリタンクを入れて水運びする少年
水を運ぶ姉妹