ネパ-ル語でバビシェと云えば未来と翻訳される
昨日、バビシェ・マウンテン・クラブの創立10周年記念パ-ティ
昨日、2018年1月13日(土)にススキノのPANTERA NEGRA パンテラ・ネグラで、バビシェ・マウンテン・クラブ(Babishe Mountain Club)の創立10周年記念祝賀会が催された。会員と来賓合わせて114名が参加。
ちなみ、ネパ-ル語の は、名詞的な使い方ではバビッシャと発音する。
開会に先立ってのあいさつで、バビシェ会長さんは、会の活動10年を振り返って、次のような苦労会運営を語ってくれた。
創立時15名で出発。会の登山活動は山菜取りからヒマラヤまで。最初の年は、まず最初の入会者が30台の人で、会員総出で新人教育を行う。会の教育制度の柱は、新人を一人前の登山愛好者に育てること。登山の知識と技術を体得させること。初年度一年間に20台と30代の新人10名が入会。
2007年発足で、2017年末で会員数115名に達した。初年度の若者が入会した状況が、二年目以降の新人対応運営を確立させる元になった。
山ガ-ルブ-ムに乗って、北海道新聞社出版部から北海道初の「山ガ-ル」総編集を任されて出版。内容改編の再販まで行った。
発足初年度から、会山行方針にのっとって、ヒマラヤ遠征を毎年続けている。
土曜日・日曜日に会社を休めない会員のため、平日山行部の専門部を設けて、会員の登山要求に応えている。これは、わたしが目指している労働者の登山、まさに勤労者山岳連盟加盟団体に相応しい活動の一端と見うけられる。
等など、楽しいバビシェの登山活動と共に、多くの苦労話であった。
来賓のごあいさつには、10年間で山岳事故遭難が多い、事故を減らす活動に力を入れてほしい、との指摘が、わたしの気持ちと合致した。山岳団体の死亡事故は、自分の首を絞めることは勿論、一般社会に登山は危険な危ない活動と非難対象になってしまう。登山愛好者の山での死亡は、何よりも、亡くなる本人の無念や、家族の生活や心身の破壊に直結する。来賓の祝辞にしては、遠慮のない話。山岳連盟と加盟山岳会の垣根のない関係が覗える。
10年で100名を超える会員を擁し、登山活動旺盛な会活動が紹介された。
パワ-ポイントの山行の写真や映像。楽しい3時間を過ごさせていただいた。
祝賀会参加者へのお土産 Tシャツのバビシェ・クラブのロゴマ-ク
祝賀会参加者へのお土産 ネパ-ルの財布
ネパ-ル語 デバナガリ文字