koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

ネパ-ルの樹木と花 第22回目 ブル-ポピ-

ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その二十二回目 

ブル-ポピ-

 

しばらくぶりに前回から、「ネパ-ルの樹木と花」を再開。

今回は、ポピ-のうちでも、ブル-色のブル-ポピ-。

 わたしはブル-ポピ-を見たことがない。ブル-ポピ-を観れる場所は、ネパ-ルでもヒマラヤ地域の高度の髙い場所。高いと云っても氷河や雪のある高高度でなく、その手前の4千m前後の森林帯を越えた、低木地帯に限られる。そして、季節は雨期のモンス-ン季の夏に限られる。

 わたしは雨期にもネパ-ルで生活しているが、わざわざ山蛭ヒルの出る季節に、ヒルの居る地帯へ行く気にはなれない、のでブル-ポピ-の花を観る機会を逸している。

ポストモンス-ンに、ネパ-ルヒマラヤをトレッキングでブル-ポピ-の、開花時期を終えたものを写真で見る。

 

ネパ-ルヒマラヤのお花の季節は山ひるの出る雨季

 雨季のネパ-ルヒマラヤは、私たち人間にとっては嫌な季節でもある。いやなのは「山蛭ひる」。動物の血を吸って子孫を残すのだ。血を吸うことでは蚊と同類となる。草原や木の上で、近くをどうぶつが通るのを待ち構えている。

 ひるが多いのは森林限界以前の標高地帯。ヒマラヤ山岳地帯では2千m前後で、木の下部を歩行すると、動物の通る気配を感じて「ポトリ」とひるが落ちてくる。そして、草原では、ここでも動物の通る気配が分かって、足にへばりつく。

 高山植物に興味のある人や、ヒマラヤの花の撮影で、モンス-ン季のネパ-ルヒマラヤを訪れる人が居る。どうもわたしには理解しがたい人達のように思える。

 私がエベレスト街道を訪れた季節は10月~11月のポストモンス-ン季。エ-デルワイス(薄雪草)は枯れかかっていて、ちょうど見ご頃。エ-デルワイスはネパ-ルヒマラヤのどのコ-スでも、3千5百m前後の標高でこの頃見ることができる。

 

ヒマラヤの青いケシ 華の季節を終え種を作る季節  雨季にはブル-の花を咲かせる

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ブル-ポピ-( ケシ)の花のスケッチ

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