ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その十二回目
ネパ-ルの借家前の空地にバンブ-・スイング
ネパ-ルのブランコ
前々回は、ネパ-ルの泥棒について記した。ネパ-ルの借家のフラットに泥棒が入った。そして、カトマンドゥ盆地内のティミ村へ行く途中の路線バスで、スリを見つけて撃退した。
今回は、ネパ-ルのカトマンドゥ市内ラジンパト地域、わたしが借りている借家前の空地の草地に作られるバンブ-・スイングを写真で見てみる。
ネパ-ルでバンブ-・スイングと云われるのは、日本のブランコ。
カトマンドゥ市内には、子供達が遊ぶ公園がない。ゆえに、子供たちが後援でブランコで遊ぶ様子を見ない。日本の街の公園には、必ずあるブランコ。この日本のブランコは、ネパ-ルではお祭りの時に、あちこちの空地に大竹を組んで造られる。
ネパ-ル祭りにバンブ-・スイング
まず、お祭りが近づくと、青年達数人が大竹数本とロ-プ持参で現れる。このバンブ-・スイング政策青年組は、わたしが考えるには、空き地周辺の町内会の依頼で来るのだろう。
青年達組は早速土を掘り、大竹を組み合わせて、半日くらいでブランコを作ってしまう。
そして、このブランコ、お祭りが終わって数日後に解体される。ネパ-ルのお祭りは、次から次と一年間に10お祭りくらいあるだろうか。バンブ-・スイングが造られるお祭りの次の祭りが近い場合は、次の祭りが終わってから解体する。
ネパ-ルのブランコは、大竹4本を組んで、その上側からロ-プを垂らして、その下に座る板が付けられる。
わたしがバンブ-・スイング作りを見ていると、なんと竹に登る人の重みで、竹が大きな音を立てて割れてしまった。立てかけた竹の上部に居たその人は、危うく落ちて叩き付けられるところを、飛び降りて無事だった。ばりバリばり、と危ういところ。命がけのバンブ-・スイングだ。運動神経の良い若者達だから無事故でできるのだろう。
借家の奥時用から、空き地に作られたバンブ-・スイング
バンブ-・スイング制作の準備OK
なぜかヤギが一頭
まず長い竹を四本
太いロ-プ
近所の子供たちが待ち遠しく眺める 親子で集まる
バンブ-・スイング完成