ネパ-ルのフラット探し (ネパ-ル暮らし雑感) その六回目
わたしは10年前からネパ-ルで生活している。ネパ-ルの借家の標題で、ネパ-ルの借家風景の写真を5回見た。
10年前に最初の2年6ケ月は、ネワ-ル族の大家さんの建物、三階建ての一階部分のフラットを賃借した。このフラットは、家具付き食器付きで、このままでも何不自由なく生活できたのだけれど、2年6ケ月の結構長期間の滞在のために、新しく家具を持ちこむこととした。
借家の家具付きフラツトの家具を一新
寝室2部屋あり、一部屋には大きなダブルベツトがあった。まず、このベットを他の寝室に移し、シングルベット2台を購入。リビングにテ-ブルと三人掛けソファ1台と一人掛けソファがあったが、これも一新した。
ネパ-ルの普通のテ-ブルは、背が高く彫刻が施されている。これを高さ35cmの、札幌の我が家にあるのと同様の、彫刻などなく簡素と云おうか、普通のテ-ブルにした。ソファも二脚入れ替え。
ベット2台、テ-ブルとソファ2台を、カトマンドゥ市内の家具製作所に注文。この会社は大家さんの知人が経営していて、全額の一割引きにしてくれた。総額で10万円ほど。
リビングは板の間だったので、絨毯を敷く。そして、テ-ブルが35cmと低いので、椅子に腰かけても良し、座布団に座っても良しのために、座布団も購入。
絨毯屋さんやふとん店などにも、大家さん同行でスム-スに購入することができた。
一階部分の窓には、それぞれカ-テンが有ったのだが、全てのカ-テンを札幌の丸井デパ-ト前のカ-テン専門店カナリヤに作成してもらって、次回のネパ-ル暮らしに運んだ。その他にも、寝室の毛布は備え付けがあったが、セカンドハンドの古いものだったので、毛布やまくらも購入。
これで、まあ、わたし達夫婦が、札幌で日常生活している程度のネパ-ル暮らしが保障された。
ネパ-ルの家具は、店頭の物と注文家具が同価格
家具製作所に出向いて、具体的な寸法を紙に書いた注文表で作成をお願い。すると、ネパ-ルの家具類は、店頭で販売している家具と注文品が、同じ価格だつた。日本では、店頭品は大量制作で安価にできて、注文品は手間ひまがかかる分、かかくが高くなる。どうしてネパ-ルと日本では価格決定が違うのか? わたしは直ぐに分かった。それは、日本では機械生産品よりも、手作業の製品が高価。人件費が製品に反映されるから。ネパ-ルの人件費は安い。発展途上国と聞こえが良い言葉でネパ-ルのことを言われるが、実は最貧民国で、人々の労働力は搾取で安すぎるくらい。
ネパ-ル国はヒンドゥ-教の国。このヒンドゥ-教の教義のカ-ストが、搾取携帯に輪をかけている。今日は、このヒンドゥ-教の教義のカ-ストには触れない。ネパ-ルでは、機械で作る製品よりも、手作業製品が安価になっていた。
ネパ-ル生活は楽しさのみ
わたしのネパ-ル暮らしの心情は、全て楽しく。そのために嫌なこと、きらいなことはしない、と決めていた。カトマンドゥの知人友人には、嫌なこときらいなことはしない、と言いふらしていたのだが、これが大変。友人から大事の仕事を頼まれたり。わたしはネパ-ル滞在中は、毎日日曜日。なので、友人は難しい事でも頼んでくる。
わたしは、札幌でも日曜大工が趣味みたいなもので、この日曜大工が難しければ難しい程楽しくなる。30年前に今の場所に家を新築した。その中の四畳半くらいの部屋に、本棚を作製。家の建築時に本棚を作るので床を補強するように依頼。四畳半部屋の一面いっぱいに本棚を作製した。その他にも、外に物置きを作ったりいろいろ。
それで、カトマンドゥで引き受けた仕事がある。わたしの友人が、カトマンドゥで山岳運動具店を開店するお手伝いをすることとなるのである。その様子は後日にゆっくりと写真で見てみたい。
ネパ-ル暮らしの食事
ネパ-ルでの食事は、まず朝食は自炊が原則。そして、昼食と夕食は、ネパ-ルレストランと日本食レストランに通うことになった。
入居当初のリビング テ-ブル・椅子・カ-テンなどは入れ替える
木のフロア-に絨毯を敷き詰めた
食器はひと揃え付き
キッチンとダイニング 床はセラミックのタイル張り
廊下の机にはパソコンや印刷機を持ちこむ
別室に移したダブルベット
ミシン屋さん 毛布カバ-を作ってもらう
カトマンドゥ市内の家具製作工場
家具製作工場の女性主任さんと