加那ヨ-天川(かなようあまかわ)
前回は、沖縄・首里城公園内の「琉球王朝-舞への誘い」演題は、花風(はなふう)を写真で見た。
今回の沖縄琉球の演舞は、加那ヨ-天川(かなようあまかわ)を写真で見てみる。
わたしは、20年ほど前から沖縄観光を楽しんでいる。
沖縄本島では、必ず首里城公園内で開催されている「舞えの誘い」を観覧している。
この「舞えの誘い」は、首里城公園の演舞を行う系図座・用物座及び下之御座と云われる無料地区で行われている。
「舞えの誘い」パンフレットによると、ここでの演舞についての説明書きがある。その内容を少し説明する。
沖縄の琉球演舞は、歴史的内容から分別できる。琉球王国時代の宮廷演舞。そして、明治以降の雑踊りと、近代の創作演舞。又、沖縄各地で継承されている民族演舞。4大別される。
琉球演舞は別名宮廷演舞とも云われる古典の演舞。
古典演舞は、明治中期1879年の廃藩置県以前の演舞を指す。古典演舞は、琉球王府が冊封使を歓待するための芸能公演と説明されているが、わたしには冊封使の意味が少し不明。本州の使者や中国からの使者のことなのだろう。王府の主催する冊封使歓待の宴は7回開催され、七宴と称していた。七宴の芸能を総称して冠船踊や御冠船踊という。
明治中期1879年廃藩置県以後の沖縄演舞を雑踊という。琉球が滅んで沖縄県になった当時、芸能に携わっていた首里氏族たちが職を失った。その後、那覇港周囲に芝居小屋が建設され、新たに農村漁村の男女や庶民の暮らしを演じた演舞が盛んになり、この演舞を雑舞りと云われるようになった。
加那ヨ-天川( かなようあまかわ)の解説
歴代の名優たちが競って個性芸を見せた演目の一つ
全体は、かなよー節と島尻天川節で構成される
終始楽しいリズムに大胆なあて振りと両足の奔放な動きがあって、見る人を興奮させてくれる (沖縄琉球の演舞資料より)
加那ヨ-天川 (かなようあまかわ)の動画でお楽しみは
https://www.youtube.com/watch?v=WGqQF2aVXAQ
https://www.youtube.com/watch?v=NRXufqL-c9c
https://www.youtube.com/watch?v=hy3tEYdZUOA
加那ヨ-天川 (かなようあまかわ)