ネパ-ルに咲く樹木の花と植物の花 その四回目
ハイビスカス
第一回目から三回目までは、ジャカランダの木とマンゴ-の木、そしてラリグラスを写真で見てみた。
今回も亜熱帯気候のネパ-ル独特の木、ハイビスカスの写真を見てみる。
ネパ-ルの緯度は、日本の沖縄から台湾くらい。一年中暖かい。暖かいから雪は降らないのか、と考えるが降る。雪は氷点下になると降るので、氷点下の地域があることになる。地上(標高0mに近い)が20度Cなら、氷点下になるのは標高3,400m。100m登ると0.6度C気温が低下する。ネパ-ルはヒマラヤの国。ネパ-ル・ヒマラヤには万年雪の氷河が張り付き流れている。
亜熱帯気候の植物は、インドとの国境に接しているタライ地方の全ての植物。わたしから云わせると「くそ暑い地域に咲きみだれている」草木や花々。
3月から10月の間の気温は、札幌で生活する私には、耐えられないほど暑い。3月と10月にネパ-ルの西部と東部を歩いたことがある。せいぜい外を歩けるのはお昼まで。40度Cを超える暑さには耐えられなかった。
ネパ-ルの首都カトマンドゥやインドのダ-ジリンなどは、高地なので少し涼しい。カトマンドゥは標高1350m。ダ-ジリンは2千m。涼しいが植物は低地と同じ種類が咲いていた。
ハイビスカスとブ-ゲンビリア
温暖な亜熱帯植物で私の目を楽しませてくれる代表格の植物は、何といってもハイビスカスの花とブ-ゲンビリア。
沖縄は、北海道や京都などと同様の観光地なので、ハイビスカスが街路樹になっていたり、いたる所に咲きみだれて、国中からの旅行客を楽しませている。しかし、ここネパ-ルでは、観光立国にしては、植物で見せる場は少ない様に思える。ヒマラヤを売りにした観光なので、仕方ないのかもしれないが、何処に植えても美しく育つのだから、少し残念に思う。わたしの借りていたフラットの借家には、残念ハイビスカスは植えてなく、ブ-ゲンビリアがあった。
ハイビスカスを少し調べてみた。
ハイビスカスはアオイ科のフヨウ族の属名で、ブッソウゲ類に属するらしい。ブッソウゲは仏桑花と書く。この花をハイビスカスと云うのはどうしてなのか、学術的には分からなくなってしまう。植物学にはハイビスカスの言葉が見つからない。
ネパ-ルで咲く数少ないハイビスカスを写真で見る
沖縄のハイビスカス
ネパ-ルのハイビスカスの木や花は、探さなければ見つからない
薄紫ブ-ゲンビリアとハイビスカス
我が家で咲いたハイビスカス