朝顔の八回目 フライングソ-サ- 2009年栽培
前回は、2008年の西洋あさがおの花の模様と大きさ、そしてツルの長さと栽培方法などを見た。
今回は2009年栽培のあさがおを写真で見てみる。
西洋あさがおの種類は、何種類かあるらしい。これはフライングソ-サ-と名前がついている。
この西洋あさがおの花は、ブル-色が霜降りやストライブの模様になる。真っ青や真っ白だけの花も咲く。一粒の種から咲く花は、全部同一の色と模様・紋様になるはず。しかし、一個の種のツルから咲く花でも、霜降りやストライブの紋様は、ストライブ状態は同一が多いが、霜降りの紋様これがすべて少しづつ異なる。花の大きさは10cm。
あさがおは、日本の種類も西洋のも、花の咲く時間は数時間。一日花。日没後8~10時間後に咲き始める。札幌では、8月の暑い時期は午前11時前後にはしぼむ。9月の涼しい季節になると午後4時過ぎまで咲いている。花が薄くて花に含まれている水分が少なく、厚さで水分が損なわれると開いていられない。ブル-色が赤っぽくなって萎れ、縮む。
路地植えで多く栽培する時は、100の発芽を植えこむ。背の高さで三分の二のツルの先を摘芯する。すると、その下部の本葉から脇芽が成長する。ゆうするに、一本が5~6本のツルに増え、その分花も5~6倍咲くことになる。
自家受粉
植物は蜂などが、花の花粉を集めに来て、雄蕊の花粉を雌蕊に受粉させて種ができる。あさがおは、どういう訳か他人の助けを借りない。わたし達が朝に開花した朝顔を見た時は、既に受粉が済んでいる。開花前に自分で受粉をするらしい。