朝顔 三回目
前回は、2010年に露地植えしたあさがおの写真を見た。
今回はネパ-ルから持ち帰った、ネパ-ルのあさがおの写真を見る。
ネパ-ルには個人で栽培している朝顔は見たことがない。その代り、どこの道端でも野生の朝顔が咲き誇っている。それも見上げるように、弊や電信柱、そして大木の木や枝に絡み付いて、紫や青花が見える。
朝顔の延びる長さの対比
日本の鉢植え朝顔は、せいぜい伸びても2mくらいだろう。わたしの栽培している西洋の朝顔は、7~8mはつるが延びる。
ネパ-ルの道端に咲いている朝顔のたねを持ち帰った。ネパ-ルの気候は亜熱帯気候。3月には札幌の夏の暑さになり、10月末まで続く。12月や1月2月も昼間の家の外はTシャツで過ごせるのだから、植物は伸びて延びて長い。持ち帰った種を路地植えで育てると、わたしの育てているオランダ原産西洋朝顔と同じくらい長々と成長した。
葉っぱの大きさ
日本あさがおの葉は、極小なくらい小さい。西洋あさがおやネパ-ルあさがおと比べるので、なおさら小さく見える。日本あさがおは鉢植えが多いので、それで小ささが目立つのかもしれない。鉢植えのあさがおが手のひらの半分くらいなのに比較して、路地植えの西洋あさがおの葉は、人の顔の大きさに成長する。
先が花のつぼみを付ける枝の長さは30cmと長いが、あまり葉が多いと日陰になり、はなが開く前につぼみが枯れる。葉っぱが一枚も無くても花が咲くので、葉を刈り取って日当たりを良くする。
花の大きさ
ネパ-ルの朝顔の花は、日本の朝顔の花とおなじくらいの大きさ。色も日本のと酷似している。日本あさがおの原産国がネパ-ルのと同じなのかもしれない。
ネパ-ル朝顔の種は、西洋朝顔の半分くらいで、オランダ原産西洋あさがおが長ひょろいのに比較して楕円形。どちらも殻が硬くて発芽させるのは難しい。
花の色
ネパ-ルの花の色は濃いブル-と明るいブル-、それと白色が咲いた。西洋あさがおのブル-をヘブンリ-ブネ-と云うので、ネパ-ルの濃いブル-も同じ色だ。日本の朝顔の花は、紫がかっているのが多いので、少し異なるか。
花の大きさは、ネパ-ル朝顔が6~7cm、西洋朝顔の鉢植えが9cmで路地植えが10cm。ネパ-ルの花は日本の朝顔の花と同じくらいの大きさ。
では、2010年に植たネパ-ルの朝顔を写真で見てみる。
ネパ-ルの朝顔を札幌の自宅で栽培
カ―ポ-トの高さが3mあり、その上に柵が1mだから、ここまでで4m