ネパ-ルの楽しいトレッキング その六十六回目
エベレスト街道・トレッキング(ソルク-ンブヒマラヤSol khumbu)の二十七回目
前回は、エベレスト街道のペリチェ診療所で診察を受け、ダイヤモックス錠を飲んで高度障害の頭痛解消した。
4千mの高度に適応した身体になった。1981年からネパ-ルのヒマラヤ山岳地帯を歩いて、いつも4千mをクリヤ-するのにゆるくなかった。何とか高度順応して後は、以後他のメンバ-が高度障害に苦しんでいても、わたしは6千m・7千mも平気で登って登頂していた。
診療所のあるペリチェを出発。既に森林限界を超えて草原に近いエベレスト街道を、次の宿泊地ロブチェLobuche 4930mを目指す。
ロブチェは登山隊やトレッキングの人以外は通らない。ここに定住しているネパ-ル人の居ない所。バティ(ロッジ)の外観は普通の建物に見えるが、中に入ると柱は細く、二階に人が住めるのか、疑う様な建築物だった。ここに往路と帰路、二泊することになる。
アイランドピ-ク峰(イムジャツェ峰)Imjatse 5198m
アイランドピ-クは登山で登る人は多い。この山については、又違った目的で登る隊が多い。エベレスト街道の途中に出会うこの山。エベレスト登山のための高度順応のために、この山の頂上(付近)にテントを設営して泊まる登山隊がある。
ここでの順応は、エベレスト・ベ-スキャンプ5300mに近く、この山での順応がベ-スキャンプ入りを保障してくれる。
今日の出発地、診療所のあるペリチェ
アイランドピ-ク峰(イムジャツェ峰)Imjatse 5198m
ロブチェの手前 トゥクラ(tukla)4620mとアマ・ダブラム峰
トゥクラ(tukla)4620mのバティ(ロッジ)
歩き始めるとタウチェ峰Tawche 6542m
エベレストで遭難死した高所ガイドや高所ポ-タ-の墓標が並ぶ
エベレストで遭難死したガイドの墓標とプモリ峰Pumori 7165m
ロブチェのロッジ
バティ(ロッジ)の二階を支えるお粗末な柱