ネパ-ルの楽しいトレッキング その五十二回目
エベレスト街道・トレッキング(ソルク-ンブヒマラヤSol khumbu)の十三回目
前回はナムチェバザ-ルから徒歩2時間のシエルパ族の友人との再会や登山ガイドの収入などを見てみた。
今回は、エベレスト街道の主要な肝心な街となっているナムチェバザ-ルの町の、家の建築現場を写真で見てみたい。
ここナムチェは4千m越えのための、身体を高高度に慣らす高度順応に適した3440mの町。そして、前後の宿泊地としての町が、出発地のルクラとの距離で、ここのナムチェが街道の主要な宿泊地を提供してくれている。
往路の来るときは、午前中にフライトでルクラに降り立ち、2時間から3時間歩いて一泊。そして、標高差600mの登りを一日歩いて二泊目のナムチェ。
復路の帰りはナムチェから下りを丁度一日歩くとルクラに着く。
昔からナムチエには土曜日バザ-ルなど、ここら辺に定住している人達にとっても中心の町になっていた。1980年代には数十軒の家しかなかったのだが、現在ではバティ(ロッジ)や外人相手のホテル・お土産屋・レストラン・など、密集するほどの100軒を超す、ほとんどが二階建ての建物が建っている。
石積みの建物造り
カトマンドゥの人家は、ほとんどが三階建てか四階建ての鉄筋コンクリ-トの建築物。しかし、ここナムチェはなぜか昔から大きな石が近場に多くあるのだろうか。それで、石積みの家が多い。鉄筋コンクリ-トの柱が無い、柱を石積で、一階の天井・二階の床には木を使っている。それで、二階建てか三階の建築物が多く、それ以上の建築は難しいのだろう。
まだまだ空地があるので、ナムチエの町が建築物で溢れたら、以後はセメントと鉄筋をカトマンドゥから空輸して、狭い土地に高層の建物を建てるのだろう。
ナムチエの石積み建築の様子を見てみる。
わたしの宿泊に使ったバティも石積の建築物 Sona Lodge