ネパ-ルの楽しいトレッキング その二十一
ランタンヒマ-ル・トレッキング 三回目
ランタンヒマ-ルのトレッキングは2コ-ス
1981年のポストモンス-ンにネパ-ルのランタンヒマ-ルにトレッキングした。
トレッキングル-トのランタンは、2コ-スある。昔のコ-スは自動車道路がなかったので、ヒマラヤが見えるまで何日か地元の家々の前の歩道を歩く。わたしが歩いた時期には、ホテルやバティ(ロッジ)などほとんどなく、お土産屋さんもなかった。テント持参で、食事はコックが一緒に歩いて3食作ってくれた。
わたしが歩いたコ-スは行き止まりコ-スで、起点となるトリスリ村から東北方面へ向かった。チベットとの国境に聳えたつ6千m~7千m級のヒマラヤを眺めてピストンする。
他のコ-スは、トリスリバザ-ルから歩き始めるのは一緒。途中のドゥンチェ1950mまで同じコ-スを歩いた以後は南方向へ歩き、小さな湖があるゴサインクンド4380mを目指す。
ゴサインクンド・レイクのここから引き返すトレッカ-がほとんどだが、このまま南へ進んで、4610mのラウルヒナヤク・パスの峠を越えてカトマンドゥ盆地へと下るコ-スがある。起点のトリスリまでカトマンドゥから路線バスで一日の行程なので、そこを歩くのだから、長期間のトレッキングを覚悟しなければならない。
わたしの女房が、わたしの歩いたル-トとカトマンドゥへのル-トの2コ-スを一度で歩いている。札幌で開催している絵画の個展のためのスケッチ旅行だ。
では三回目のランタン・トレッキングを写真で見てみる。
ドゥンチェ村Dhunche1950mから 段々畑とヒマラヤ
リバ-サイドロッジからヒマラヤ
墜落したヘリコプタ-の残骸
羊飼いが牧草を求めて
ドッコを背負ったポ-タ-達が行く
ランタン村L angtang 3500m 1981年当時
1981年当時のランタン村は右上に見える
2002年のランタン村
バティ(ロッジ)など、大きな村が造られた
この二つの村、2015年4月25日のネパ-ル大地震で、右上部からのヒマラヤ氷河雪崩でほぼ全滅する
2014年10月14日のビッグ低気圧通過がアンナプルナ・ヒマ-ルに一日で120cm積雪の大吹雪・トレッカ-43人死亡の被害
この日以降多くのトレッカ-がアンナプルナエリアを敬遠し、ここランタンに詰めかけた。ここランタン村に滞在のトレッカ-たちが地震の被害で多くの犠牲者をだす
ランタン村近く 標高が高くなり家畜のヤクの群れ
このヤク、標高の低い場所に降りると死ぬそうな