ネパ-ルの楽しいトレッキング 第八回 アンナプルナヒマ-ル その八
前回は、アンナプルナヒマ-ルとダウラギリヒマ-ルに挟まれた渓谷の、カリ・ガンダキ川沿いの自動車道路からつり橋を渡って、旧道の地元の生活道を歩いてみた。続いて又自動車道路に出て、タトパニ村まで貸し切りバスを止めて乗り込み、温泉地タトパニまでを写真で見てみた。
今回は、タトパニ村から路線バスの乗り換え地ベニ町を経て、トレッキングの振出地ポカラまでを写真で見てみる。
ベニからは路線バスに乗り換えてポカラ市までだが、ベニでは多くのタクシ-運転手に囲まれた。運ちゃんにポカラ、カティと尋ねる。カティパルサはネパ-ル語で「いくらですか」。すると1、900RSルピ-(1RS=1円)と値段の応え。
私はネパ-ルで値段の交渉をしないことにしている。ネパ-ルでは特に日本人と見ると、特別に高い値段を吹っかけてくるからだ。ネパ-ルでの買い物やタクシ-乗車では、欧米人は最初からお金に厳しい態度を取っていて、あまり吹っかけるのを見かけない。日本人はお金で済むことなら、と、特にネパ-ルの物価が日本の数分の一なので、気にもかけていないのだ。
私はタクシ-運ちゃんに1000RSと一言。すると、運ちゃんは1800と言い出す。いつものことで、互いに少しづつ増減額して中間の金額で手を打つのだ。私は絶対に交渉はしない。私はネパ-ル人ガイドと他のメンバ-を引き連れて、路線バスへと移動する。すると毎度のことで、運転手は駆け寄ってきてOK1000RS。私はネパ-ルではいつもこのようにしてタクシ-に乗車する。タクシ-メ-タ-で走る価格をだいたい知っているので、時にはメ-タ-値段よりも安く乗ることがある。ネパ-ルの経済をダメにしているのはたいがい日本人なのだ。日本人一人一人は、世界的には特段の金持ちではないのに。
私は、自分よりも貧しい人を見て、自分は幸せと思う比較幸福論は嫌いだ。
ブログの話が横道を歩き出してしまった。元に戻して楽しいネパ-ルヒマラヤのトレッキングを写真で見てみる。
アンナプルナヒマ-ル ポカラ周辺の地形図
温泉地レテ村から早朝に路線バスで出発
荷物はバスの上。赤いヤッケを着たポ-タ-。ジョムソンで雇って、これから徒歩で戻るのだろう。ネパ-ル人は3分の一か4分の一のバス料金なのでバスかも。バスパ-クに見送りに来てくれた。
バスの中で。ネパ-ル女性の腕輪
ベニ町のモモ屋さん。ネパ-ルのモモはギョウザのこと
モモ専門店では、小さなモモ10個で50~70RS
1900RSを1000RSに値切ったタクシ-
約60kmの山道を1時間20分でポカラ市に到着
ポカラ市リバ-パ-クホテル着
私がポカラ滞在で定宿にしている
サウジは日本で6年間、サウニは日本で7年間の出稼ぎ
日本で長女を出産
6年・7年間で貯めたお金で、ポカラの借地にホテル建設
ここで10年間営業し、貯めた資金を頭金にしてホテル新館建設。2014年新館完成
ホテル旧館の手前に新館建設中
ホテルのサウジ社長プラカシ・パンシィさんと
ポカラ市内 山岳博物館
ポカラ市のフェワ湖サイドの外人街からマチャプチャレ峰6993m
羊の群れ ポカラ郊外で、お祭り近くになると街に売りに出る
早朝 ポカラ郊外の丘サランコットでヒマラヤを眺める
ポカラの食堂でお酒 トンバ
アワやヒエを麹で発酵させる
ストロ-で飲み、お湯をそそいで3杯くらい飲める
お酒の元アワが見れる
ポカラからカトマンドゥまではフライトで
ポカラエア-ポ-ト