ネパ-ルのお祭り その十一回目 ティハ-ル祭の六回目。
3月29日からこのブログに写真をアップできなくなった。
ブログの会社とやり取りをしていたら、なんと突然に昨日17日から元に戻って写真掲載OKになった。
昨日からの再開二回目、ネパ-ルのお祭りティハ-ル祭の最終回。
ティハ-ルはお金の神様ラッシミ神にあやかって、ネパ-ル人がティカの儀式を通じて、男性の健康と仕事の成功をプジャする、祈るお祭り。
ネパ-ル人の仕事の成功を祈るだけに止まらず、カラスや犬・鳥などのティハ-ル日があり、犬の首に花輪が掛けられていたり、家の前に花や色粉でマンダラを描き、夜になるとマンダラに灯明を灯して、家の聖なる部屋まで道を描いて神を導く。
三日間の最終日の夜、町内会では大音響の音楽で皆踊りだし、子供達はバイリ-を楽しむ。
バイリ-は、日本のお盆に行われる子供達の「ロ-ソク出せ出せよ」と家々を周るのと似ている。幼児から小学生くらいの着飾った男女が一団となって、歌を歌い踊りながらお小遣いを集めて歩く。
ネパ-ルの一番大きなお祭りのダサイン大祭は15日間。その内8日間は官公庁や学校が休み、日本のお盆やお正月の様な、商店やレストランの店員達は故郷に生け贄のニワトリや羊を持参して里帰りする。路線バスの中はニワトリや羊がおとなしく乗車する風景が見られる。ダサイン大祭から一か月後くらいには、この三日間のティハ-ルが始まる。この時も商店やレストランはシャッタ-が閉じられて休み。
ネパ-ルのお祭りで困るのは、商店やレストランが休んで食糧の調達ができなくなること。10年前から札幌とネパ-ルを行ったり来たりしている私は、初めの内、一斉に休むことを知らずに三食に困ったものだ。最近は事前に買い出しをして冷蔵庫や冷凍庫に買いだめしている。お祭りが終わっても、製造業が再開しなくてパンなどは数日待たなければならない。
ネパ-ルの朝食はチャイを飲む。ミルクティ-のミルクは、商店が休むので調達できないが、乳製品の工場に販売窓口があって、ここはお祭りでも一日限りの休みで、他の日は短時間だがミルクなどの販売をしている。さすがに牛からの搾乳をお休みできないのだろう。
お祭りの準備で、道路に飾り付け
旧王宮広場のカ-ラ・バイラブ Kala bairav
恐怖の神と云われるシヴァ神の化身
この神の前で嘘をつくと即座に死亡する。昔、この前で裁判が行われていたらしい
お祭りの灯明を買い、神に捧げて祈る
ダルバ-ル・スクエアのタレジュ寺院 Taleju mandir
お祭りには内部まで開放され、入口には長蛇の行列ができる
お祭りのお供え物で祈りを捧げる
ダルバ-ル・スクエア(王宮広場)のハヌマン・ドカ(猿神と門)Hanuman dhoka
お祭りで、靴を脱ぎ祈りを捧げる
ティハ-ル祭のバイリ-。子供達が歌を歌い踊ってお小遣いを集める
ティハ-ル祭の最終日
町内会総出で踊る