ネパ-ルの世界文化遺産 カトマンドゥ盆地 काठमाडौं उपत्यका その②ハヌマン・ドカの3回目。
前回の世界文化遺産ハヌマン・ドカは、その全ての建物などを写真で見てみた。カトマンドゥ市内にある旧王宮広場の名称はハヌマン・ドカ。ハヌマン・ドカの意味は、ハヌマンは猿神。ドカは門。旧王宮の入口になる門とその前に立つサル神像。
今回は、2015年4月25日午前11時56分に発生したネパ-ル大地震で倒壊した寺院や壁などがひび割れた状況を写真で見てみる。
大きな寺院には多くのネパ-ル人と、海外からの観光客が居たであろう。多くの死傷者が出ている。
ネパ-ルの歴史的な建造物は、レンガ造りの建物が多い。柱は木造で壁がレンガ、地震の大きな揺れで一瞬のうちに倒壊している。
ネパ-ルの首都カトマンドゥ市内に私が賃借しているフラットがある。ネパ-ル大地震発生の様子を、大家さんツゥルシ-さんの話。グラグラと揺れ、目が回るほどだつた、家の中に居られず外に飛び出したと話してくれた。三階建ての鉄筋コンクリ-ト造りの家に、大家さんは二階に住み、私は一階を借りていた。
16世紀から18世紀・19世紀に建築された寺院など、多くの建築物があるカトマンドゥ王宮広場、全壊の建物が5棟。他の建築物もつっかえ棒で、余震による倒壊を防いでいる。
ひび割れた壁の建物は、元通りにするには一度解体しなければならないだろう。
路ばたに置かれている倒壊した建物の柱
ハヌマン・ドカ (猿神像と王宮入り口門)
旧王宮 内部はレンガと木造で9階建 19世紀のラナ家専制時代に白い左側を増築
左トリブバン博物館 右マヘンドラ博物館
地震で9階建部分が崩落 左の増築部分も崩落
クマリの館
カスタマンダプ寺院
ナラヤン寺院
左にナラヤン寺院 右にシヴァ寺院
シヴァ寺院
左のシヴァ寺院と左の寺院に挟まれた寺院も地震で全壊
タレジュ寺院
ジャガナ-ト寺院