ネパ-ルの世界文化遺産 カトマンドゥ盆地 काठमाडौं उपत्यका その②ハヌマン・ドカHanuman dhokaの二回目を写真で見てみる。
ハヌマン・ドカは猿神と門の意味。旧王宮の門前にヒンドゥ-教のサル神像がある。猿は赤い服をまとって赤い帽子を被っている。
世界文化遺産は旧王宮の全域が登録されている。
2015年4月25日のネパ-ル大地震で5基の寺院が全壊し、王宮も尖塔部分が欠け、壁のレンガはずれていて傾いたり、一度解体しなければ今後の余震で倒壊するかもしれない。地震から一年半経過して、ほとんどの建物の脇を観光客が行き来している現状では、危険この上ない情況が続いている。
全壊した文化遺産建築物は後々写真で見てみる。
全壊建築物はカスタマンダブ寺院・ナラヤン寺院・シヴァ寺院・シヴァの北隣寺院・タレジュベルの北隣寺院など。
参考文献
ネパ-ル
アジア読本ネパ-ル 等々
王宮の西側 この白い建物は、東側の17世紀のマッラ王朝時代木造建築に19世紀ラナ家専制時代に増築された
西洋風のファサ-トと云われる
パサンタブル広場はお土産屋さんが数軒 対面にレンガ造りが美しいクマリの館
左側の白い建物サイトオフイスで、ビザ期間出入り自由のビジタ-パスチケットを作成してもらえる
旧王宮 内部はレンガと木造で9階建
マヘンドラ博物館 King mahendra memorial museum
旧王宮左隣の白い建物の西洋風のファサ-ド 19世紀のラナ家専制時代に増築された
左トリブバン博物館 右マヘンドラ博物館
右が王宮 中央の三重塔がナラヤ寺院 左がクマリの館
クマリの館 Kumari Bahal
ダルバ-ル広場の南側、レンガ造りで木彫りの窓枠が施された建物
女神として崇められるクマリが住む。クマリ族の僧侶や金細工カ-ストのサキャ家族から、初潮前の少女が選ばれる
神々としての「人間の姿をした女神」のふるまいを教え込まれる
多くの信者が毎日訪れ、病気回復や願望成就の祈願を行っている
クマリはここだけでなく、各地の町や村、パタンやバクタプルなどにも居る
9月大祭のインドラ ジャトラとダサイン大祭にクマリの乗った山車が街中を巡る
王政時代には国王をひざまずかせた。今後のクマリは、国王退任に伴いその存在価値が問われている
カスタマンダプ寺院 Kasthamandap
カスタマンダプは木の家の意味 12世紀の建立と云われ、地方から訪れる巡礼者の宿屋になっていた
地震で全壊した
ナラヤン寺院 Trailokya mohan
17世紀パ-ルティベントラ・マッラ王建立
ヴイシュヌ神を祀る寺院
対面する様にヴイシュヌ神の乗り物鳥神ガル-ダ像がある
地震で全壊
すぐ隣のシヴァ寺院から見る
ガル-ダ像
左にナラヤン寺院 右にシヴァ寺院
ダサイン大祭の音楽演奏
シヴァ寺院 Maju deval
17世紀マッラ王朝時代 バクタプル王の皇太子が建立
9段の基壇に三重塔
内部にシヴァリンガが安置されている
寺院まえにシヴァ信仰を表すシカラ様式の白いお堂がある
地震で全壊
左からシヴァ寺院 右奥の寺院 右にシヴァ・バ-ルヴァティ-寺院
奥の寺院は地震で全壊
シヴァ ・バアルヴァティ寺院 Shiva parvati mandir
18世紀ゴルカ王朝時代バハドゥル王建立
上の窓からシヴァ神とパ-ルヴァティ-神妃のカップルが見下ろしている
タレジュ・ベル Taleju bel
1797年ゴルカ王朝時代バハドゥル王建立
タレジュ寺院 Taleju mandir
16世紀マヘンドラ マッラ王建立
バンチャ・ムクヒ・ハヌマン寺院 Panch mukhi hanuman mandir
カ-ラ バイラブ Kala bairav
一つの石から彫られている
この神の前で嘘をつくと即座に死ぬ、と信じられている
この前で裁判が行われていた時代があった
ジャガナ-ト寺院 Jagannath mandir
左からジャガナ-ト寺院 カ-ラバイラブ 王宮
北側の王宮広場入口門
木彫
タジュレ寺院入口
像(右手前) 右奥にハヌマン・ドカ