ネパ-ルの世界遺産 サガルマ-タエリア

 ネパ-ルの世界遺産、サガルマ-タを紹介する。サガルマ-タはネパ-ル語でसगरमाथा。国立公園でもあり英語でSagarmatha National park。

 サガルマ-タはネパ-ル語なので、通常はエベレスト(Everest)。地球上で最も高い所なので地球のテッペンになる。その標高は8848m。ちなみに8千mを超える峰々は世界に14座あり、その内ネパ-ルに8座ある。

 エベレストはネパ-ルと中国チベットの国境境界線上に頂上があり、登頂者は右足がネパ-ルなら左足は中国領を踏みつけることになる。半身が越境する。

 中国名をチベット語でチョモランマ=珠穆朗瑪峰。サガルマ-タとチョモランマのそれぞれの意味は、サガルマ-タが世界の頂上、後者のチョモランマは大地の母神・世界の母神。

 世界遺産のエベレストエリアは、世界最高峰のエベレストを含むヒマラヤの山々と、山岳民族で有名なシェルパ族の生活する村々や、チベットへの交易路が含まれている

それでは世界自然遺産のエベレストエリアを詳しく説明しよう。

 世界自然遺産登録は国際連合ユネスコが1979年に登録。

 その面積は1,148 平方キロで、カトマンズの北東方向ク-ンブ地域に位置する。

 ヒマラヤ山脈を形成する山々は、世界一の高さを誇るサガルマ-タ(Mt. Sagarmatha (Everest))8848mの他に、主な山々ではロ-ツェLhotse8516m、ヌプッツェNuptse7855m、チョ-オユ-Cho Oyu8201m、プモリPumori7161m、アマダブラムAma Dablam6812m、タムセルクThamserku6623m、クワンデKwangde6011m、カンテガKangtaiga6779m、ゴジュンバカンNgojumbakang7743m、ガチュンカンGyachung Kang7038mなどの高峰が立ち並んでいる。特徴的な氷河や雪と氷のヒマラヤ襞が美しい山々は後々写真で紹介したい。

 世界自然遺産の特徴としては、この地域の山々は地質学的には若いとされている。深い谷と氷河谷が山々を刻み、その植生は高度によって変化する。

 私は動植物には詳しくないので、種々の書籍やインタ-ネットから拾うと、低い地帯は松やツガ。高度が上がるにしたがって、モミ、樺、シャクナゲの林があり、さらに上の地帯には低木林なる。4千m周辺ではエ-デルワイス=薄雪草などの高山植物を見ることができる。それより高い所は植物のほとんどない岩と雪や氷河で覆われた地帯となる。

 ネパ-ルの国花で有名なシャクナゲの大木は、全ヒマラヤの麓に春(3月~5月)花が咲きみだれる。他の植物の花の種類が多いのはモンスーンの時期(6月~8月)になる。エ-デルワイスなど若干の植物は後々写真で紹介したい。

 この世界自然遺産で見られる野生動物には、ヒマラヤ・タール(野生ヤギ)、カモシカ族のヤギレイヨウなどがある。ユキヒョウやヒマラヤ黒クマも生息しているが、人目につくことはほとんどない。それ以外には、ヤセザル(ラングール)が時々見られるが、イタチ、テン、ジャッカル、ヤセザル(ラングール)などの生息が確認されているがめったに見ることはできない。標高4千m以上の氷河のモレ-ン近くにはヒマラヤナキウサギが生息していて、トレッキングで宿泊する村々の近くや登山隊のベ-スキャンにも多く見られる。

 又この世界自然遺産内には、有名なシェルパ族が3000人ほど暮らしている。彼らはの信仰は仏教。ナムチェバザール、クムジュン、クンデ、タメ、チャンボチェ、パンボチェ、ポルツェなどと呼ばれる村々にに集落がある。彼らの生業は、伝統的には交易と牧畜だったが、20年間の鎖国から開国した1950年以降ヒマラヤ登山が始まってからは、この地域にも多くの外国人登山家、トレッキングをする人たちがやってきたので、現在ではロッジ経営やガイドなどの観光が主要な生業・産業になっている。

 今日の写真は、世界遺産地域の外になるルクラの町から上部の村々に生活用品を運ぶポ-タ-とゾッキョやヤク。

 ポ-タ-はロ-カルポ-タ-と呼び、登山隊の登山技術のある高所ポ-タ-とは区別している。一人30kgの荷を運ぶ。通常はお客さんの荷の上に自分の食糧を乗っけて歩く。ので、食事は別としての日当を支払うことになる。ポ-タ-の日当とガイドの日当の違うところは、ガイドには食事代を別に支払うので、ポ-タ-よりも安い日当料金になる。昔のポ-タ-は家族総出で荷を運び、民族衣装の一家が多かった。女性のポ-タ-をシェルパニという。

 ゾッキョとヤクは日本人なら牛の仲間としての認識だが、ネパ-ル人にとってはヒンデゥ-教の絡みで、牛と区別している。ヤクは4千m前後の標高で生息する、全身毛に覆われた牛で、ゾッキョは水牛とヤクの合いの子。ゾッキョとヤクは人間のポ-タ-の二倍の60kgの荷を運ぶ。ヤクの親方をヤクドライバ-という。トレッキングなどで道を歩きヤクなどが接近する時は、必ず山側に避けなければならない。谷側に身を寄せると崖から転滑落の恐れがあり非常に危険。ゾッキョやヤクは人間以上に自身の安全を優先して歩いているのである。危ないあぶない。

 ルクラはカトマンドゥから双発プロペラの飛行機が発着する飛行場のある町。ルクラの紹介は次回に。

 

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