ネパ-ル国内の世界遺産は4ケ所。そのうち自然遺産が2ケ所と文化遺産が2ケ所ある。
それぞれ中身の濃い内容なので、ゆっくりと時間をかけて、写真を最大限多くして掲載してみたい。
自然遺産では、何といっても世界最高峰のエベレストを中心とする地域。エベレストはネパ-ルではサガルマ-タ-と呼ばれている。元々ネパ-ル国内でサガルマ-タ-国立公園指定されていて、それが世界遺産に昇格したもの。世界の観光客やトレッカ-にとって、国立公園と世界遺産では全く訪れる意義や楽しさが異なることだろう。
もう一つ、文化遺産で世界的な興味を集めるエリア、これはお釈迦様の生誕地ルンビニ。もう2600年も前のこと。
ブッタの生まれ故郷は、インドかネパ-ルかの論争が続いていたのだが、その論争に終止符が打たれたのはごく最近のことだった。紀元前3世紀にインドを統一したアショカ王が、お釈迦様の生まれた地を訪れて、古代文字を刻んだ石柱を建てていた。その後、玄奘(げんじょう)三蔵がこの石柱を訪れたことを書き綴っている。この石柱が発掘されたのだ。
ネパ-ルの世界遺産を訪れて、地球のてっぺんを見るのも良し、紀元前のそれも現在の仏教の始まりを確認するのも又楽しいのではないだろうか。
こうご期待下さい。