ネパ-ルの家族乗りバイク

 日本なら2人乗りまで。バイクの話。

 バイクに4人乗っていたら、日本のお巡りさんはどうする。

 親切に危険だからと指導するだろうか。いや-ちょっと多いね、と云いつつ違反切符をきるだろうか。

 ネパ-ルに道路交通法があるのかどうか、こんど機会があったら誰かに聞いてみる。

 バイクに何人まで乗れるのか。最高は5人乗りを見たことがある。4人は普通だ。4人家族でお出掛けの場合は、当然4人にならなければならない。二人なら後の二人を置いていくことになる。後の二人は二回目と三回目に分けて運ぶか、他の乗り物バスで行くか。ネパ-ルではそんなことはしない。

 前の大家さんツゥルシ-さんの家には自家用車がある。9年前にツゥルシ-さんの一階フラットを借りた時は、運転手さんがいた。次の年に来てみたら運転手さんは解雇したのか、自動車が動かないで置いてあるだけ。どうしたのと聞くと、ペ-パ-ドライバ-だという。自宅から会社のあるタメールまで約1kmちょっと、一日二往復するだけに運転手に給料を払っていたそうだ。

 次の日から一週間毎日午前1時間、午後1時間、小山教習教官のもと仮免許道路教習が始まる。

 運転した事のない人の運転だ。運転ができない。スロ-スロ-と動き出すが、すぐにブレ-キ。怖いのが助手席に座る私に伝わってくる。手に汗状態だ。

一週間目、どうしてどうして一人前の運転手になっていた。ただ一つだけ、T字路に入るときに一旦停止をしない。何度ストップストップと云っても、停止をしないどころかスピ-ドを上げて、T字路の直線に並ぶ車列に割り込んでいく。

 今回もカトマンドゥのトリブバン飛行場に来てくれ、ピックアップしてくれた。最近はずっとネパ-ルに来るときは出迎えてくれる。そして、十字路やT字路では一旦停止することなく、すごい、スピ-ドを上げて順調に走っている。増々上手な運転さばきになっていた。

 ちなみに、カトマンドゥ市内に点滅している信号はない。信号機はある。この国は停電の国。市内5・6カ所に複数のお巡りさんが居て、車列の長さに応じて交通整理をしている。これはあくまで車とバイクだけで人は何時でも自由に渡れる。

 カトマンドゥの道路は、地方から職を求めて集まってくるから、当然車とバイクで道路が一杯になる。この車列が途切れることのない道路を、人々は何の抵抗もなくスムーズに渡っている。慣れれば渡れるようになる。車は左側通行なので、まず右手の手のひらをを車の方向に向かって出す。そして一定の速度で歩き出す。するとなんと車とバイクが減速してくれるのだ。道路の中央まで来ると、つぎは左手の手のひらを左側の車の来る方に出して、一定の速度で道路を横断すればよい。この一連の動作で注意することは、一定の速度だ。止まったり走ったりすると途端に轢かれてしまう。なかなか易しそうで難しい。

 今日の朝は少し暖かだった。北側の部屋は朝方20度Cを切りそうだったが、今日は22度C。

 

 

運転手のご主人はザックを前に背負っている  荷物はバイクの左ハンドルに  4人とも慣れたもの

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