koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

昨日の昼食はサンドイッチ

 私は三食パン食でも良い。特にパンが好き、ということでもないが。

 今日の昼食はサンドイッチを食べにタメ-ル地区の入り口にあるヒマラャンジャバという純喫茶に行った。普通日本なら純喫茶はこ奇麗な小さな喫茶店を思い浮かべるが、ここは少し違う。道路を挟んで向にはヒマラャンバンクの銀行があり、その外貨両替窓口のある店舗の向いの2階大フロア-だ。ちなみに銀行の隣がピザ屋さんで、一個600RSルピ-で大きいから、2人で一個食べてから足りなかったら2個目を注文する。

 サンドイッチはイタリアンのホワイトを食べた。ようするにアメリカンやイタリアンがあり、サンドしている物がハムか何かの違いだ。ここの店ではホワイトと云うと角食パン。ブラックは硬いホットケ-キみたいなものになる。イタリアンサンドイッチはハムにチ-ズやトマトなどが挟んである。上下2枚の角食でなく3枚だ。ここの店はパンやケ-キなども店内で作っているので、美味しさがチョット違う。純喫茶なのでご飯ものはなくサンドイッチやケ-キ類しか食べられない。コ-ヒ-の豆はネパ-ル産。ネパ-ルはインドと並んでティ-が有名でコ-ヒ-の豆はここ10年で生産地となった。それまではどこに行ってもネスカフェのインスタントだったのが様変わり。

 紅茶はインドのダ-ジリンやアッサムが超有名だが、ネパ-ルの紅茶も捨てがたい。なにせダ-ジリン街の隣町がネパ-ルの一大紅茶の産地イラムなのだから。距離50Kmの近さ。茶畑は地続きだ。一度ネパ-ル側のイミグレ-ション(税関)から、係官の許可を得てインド側のダ-ジリン地区に遊びに行ったことがある。ここはネパ-ル人とインド人はフリ-パスで、外人のパス-ポートに貼るシ-ルやゴム印が無く私達の出国が叶わなかった。すぐに帰って来るという条件でインド側へ遊びに行くことはOKだった。

 イラム紅茶は蒸らす時間が少し長めにしても渋みが出なくて飲みやすい。蒸らしているのを忘れていてもOK。香りも味もダ-ジリンテイ-に比べて柔らかいので私は好き。今でも女房と二人、一年に紅茶を2kgは飲む。ほとんどがチャイ・ミルクテイ-。以前は普通の紅茶もがぶがぶと飲んでいたからその倍の3~4kg位は飲んでいたと思う。減った分はコ-ヒ-に変わった。

 ネパ-ルは気候が亜熱帯なので、コ-ヒ-栽培か出来る地域なのになぜかお茶だけだったのが、今ではコ-ヒ-も有名になりつつある。ネパ-ルの三番目に人口の多い町ポカラの街路樹にはコ-ヒ-の豆が生っていたほど。ポカラの街中からは見上げるようにアンナプルナヒマ-ルの白い尖峰の山並みが観られる。パノラマだ。

 ヒマラャンジャバコ-ヒ-店ではネパ-ルコ-ヒ-豆を焙煎している。焙煎したコ-ヒ-豆の値段は日本と変わらない。しかしここで飲むコ-ヒ-は安い。一杯120RSルピ-。コ-ヒ-カップを見て下さい。なんと日本の喫茶店の4倍はあろうか。スターバックスの2倍か。日本なら1000円はするだろう。コ-ヒ-が安いと書いたが、ここはタメ-ルエリアという外人の街。500m四方が旅行やトレッキング・登山でネパ-ルを訪れる外人の泊まるロッジやホテル・レストラン・お土産店などがひしめき合っている。都市計画もままならない程の狭い道路にタクシ-や送迎の車が渋滞して。物の値段もドルではないがここだけのとびっきりの高値だ。私がいつも通っているネパ-ルレストランのチャイ(ミルクティ-)一杯の値段は20RSと安いのだから。

 帰札の日も近づき女房にネパ-ルコ-ヒ-豆を買ってくるようにと云われていたので、早速450gを三個購入。目の前で焙煎仕立ての豆を袋詰めしてくれる。3150RS。1RSルピ-=1円

 コ-ヒ-豆の価格は日本と変わらないが、紅茶の値段はとびっきり安い。ミルクテイ-に使用するインド・アッサム産のツブツブ紅茶が、小樽で純喫茶K2を営む友人の話では日本で50g1000円。このティ-は上質だ。ここネパ-ルで購入すると1kgが700RS。3種類あって300・500・700RSがある。ツブツブでない普通のリ-フのミルクテイ-用も売っていて、イラム産が1kgが700RS。私はツブツブを2に対し茶葉を1にブレンドして飲んでいる。ネパ-ル人のほとんどがこの様にしてティ-ハウスから買うのを見ていて、私も真似てみた。

 イギリスの紅茶販売が世界を席巻している。これはインドがイギリスの植民地だったことや、中国から高値で紅茶を買わざるを得なかつたイギリスが、植民地インドて紅茶栽培に成功した歴史から当然だが。それにしても標高300mから2000mまで地続きに生育する紅茶の味はそれぞれに違うだろうから。それをブレンドして美味しくする技術がイギリスの伝統なのだろう。歴史と技術が世界席巻の源か。

 ダ-ジリンに遊びに行ったときに地元の茶店でも大量に購入したことがあり、以後10年間くらいダイレクトメ-ルが来ていたっけ。

 

ヒマラャンジャバコ-ヒ-店内 これで三分の一くらい

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