カトマンドゥの果物屋に柿が並ぶようになった。バナナやパパイヤ・オレンジなどは勿論、日本から果樹農業指導が行われたリンゴなどと並んで柿がほとんどの果物屋の店頭に置かれている。ここカトマンドゥにも柿の木か多い。
ネパ-ルのオレンジは有名だ。インドもオレンジ栽培をしているが断然ネパ-ルのオレンジの味には適わない。ゆえにネパ-ルはインドへのオレンジの輸出国になる。
そのオレンジの産地で有名なのが2015年4月25日に起きたネパ-ル大地震の震源地であるゴルカ地方。平たい地域も傾斜地にも見渡す限りオレンジ畑だ。傾斜地にある町は大被害にあったと伝えていた。
パパイヤはネパ-ルの東方のビラトナガ-ル方面で多く見かけられた。沖縄のパパイヤは有名だが北海道でも温泉熱を利用して作られている。日本のパパイヤは低木栽培だが、ネパ-ルのパパイヤの木は大木で一丁画全部がパパイヤだった。日本のリンゴ園の木よりも大木で高さもあった。どうやってパパイヤ果実の収穫をするのだろう。
日本の果樹指導が行われたリンゴは、アンナプルナヒマ-ルとダウラギリヒマ-ルの境を流れ下るカリガンダキ川を遡ったマルファ村やジョムソン村で栽培されている。中国のリンゴが世界を席巻しつつあるという。聞くところによるとタイの果物屋では中国のリンゴが一個30円だそうだ。そのうちに日本のリンゴ農家は廃業に追い込められることだろう。
ジョムソン飛行場から飛び立つ単発機から苗木を植えたばかりのリンゴ園
ゴルカの街並みとオレンジ畑
私の借家の庭に生る柿
デンマ-ク大使館の向いの柿の木