koyaken4852のブログ

ネパ-ル暮らしの日記や、主にネパ-ルの写真を掲載

シリシャ-の誕生日

    ネパ-ルの初めの一夜が空けて外が薄明るくなる頃、ベットル-ムの扉がいきなり開いて5歳の女の子が入ってくる。いきなりル-ム続きのバストイレに入って、ドアを開けたままに便座に座っておしっこ。

    私が借りた部屋は、彼女の専用バストイレだった。2年前になる。いつも借りているフラットが入居していて、大家さんの奥さんの母親の2階建ての2階4寝室のうち3部屋があいているので、と3部屋全部屋を借りてすぐに入居。あとの一部屋がお母さんとその孫のシリシャ-の寝室になっている。4室共にバストイレ付なのだが、私の借りた部屋のトイレは毎日彼女が使っていたらしい。一階にもバストイレがあり、2階のシリシャ-の寝室にもトイレはあるのだが。一階はキッチン・ダイニング・居間と続きになっいて、私も朝食はキッチンを使うし、冷蔵庫・電子レンジなどは使わしていただいた。

    朝7時頃には牛乳売りが来て大家さんは毎日買い、そのミルクで私が毎朝チャイを作る。ネパ-ルのガスレンジは日本のとは少し違う。ミルクを沸かす専用の台があり、そのガスの出方が面白く最少の炎か燃え続けている。さすがはミルクティ-の国である。要するに一日中いつでもチャイが飲めることになる。牛乳を毎日沸かしている人は判っていることだが、牛乳は沸かすと吹きこぼれるのである。最小の炎では吹きこぼれることはないし、いつも熱い。

    話がそれてしまったが、昨日10月5日(水)の午後2時頃、お昼を日本食レストランで済ませて、帰りにバナナを12本90RSルピ-で買って帰ると、元大家さんのツゥルシ-さんから電話。3時からあいているかとのこと。これから家族でレストランに食事に行くので一緒にどうか。実は友人がアンナプルナヒマ-ルのトレッキングに出かけていて、3時か4時には帰って来る予定だつたが、カトマンドゥからポカラの中間位で土砂崩れがありバスが1時間30分動かないと電話で知らせて来ていた。本当はダメだったのだがマァ良いかと行くいくと云ってしまった。

ツゥルシ-さんの車に乗り込み、今日は何の日と聞くとあのシリシャ-の誕生日だった。

 シリシャ-とそのおばあちゃんは、カトマンドゥのタメ-ルと云う直径500m位の外人街の隣町のメイピ-エリアに住んでいたのが、おばあちゃんの息子の居るカトマンドゥから約300Km東のビラトナガ-ルに引っ越していた。息子さんは中国の医大を出て医師をしているシュミッシャ-さんと云う。ちなみにおばあちゃんの名前はチニ・チャックラダさん。シリシャ-はシリシャ-・ヒディサァと云う。紹介が遅れたが元大家さんの名はツゥルシ-・プラサド・シェレスタさんで、若い時に日本に何回か来ていて日本語が意思疎通できるくらいにしゃべれる。8日からネパ-ルの最大のお祭りであるダサイ大祭が約2週間行われる。このお祭りは日本のお正月とお盆が一緒にきたみたいなもの。あらゆる職場の職員が故郷に帰る国民の一大移動期間でもある。おばあちゃんとその息子と孫のシリシャ-がおばあちゃんの娘の家に出て来ていた。ツゥルシ-さんの奥さんの名はサグン・シェレスタさん。

 シリシャ-ちゃんの誕生日で満8歳になつた。シリシャ-ちゃんにカティ・クラスマ(何年生)と聞くと2年生だった。ネパ-ルの学校制度は小中学校が一緒で9年まで。ちなみにツゥルシ-さんの子供は上から長女のツゥシタさん大学生、次女のサヴェアタさん7年生と長男のシダ-ンタ・ラジ・シェレスタさん5年生。

 シリシャ-ちゃんのお父さんとお母さんは日本で暮していて、一年後にはシリシャ-ちゃんを呼び寄せるという。シリシャ-ちゃんはおばあさんのことをママと呼んでいたので大丈夫だろうか。ツゥルシ-さんには一年間日本語の勉強をしないとダメだとは云ったものの、どうなることやら。

楽しいお誕生会だったのは言うまでもない。

写真は2年前と昨日と お祝いのスプレ-噴射の泡が

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